「お祝いを贈りたいから住所を教えてほしい」と言われたとき、うれしい気持ちはあるものの。
急なお願いに少し驚いたり、どう返事をすればいいのか迷ってしまうことってありますよね。
相手の気持ちはとてもありがたいけれど、「本当に住所を教えてもいいのかな?」「あとあと気まずくならないかな…」といった心配や不安がよぎることも少なくありません。
とくに、そこまで親しい間柄ではない人や、ちょっと距離を取りたいと思っている相手、またはあまりプライベートな情報を伝えたくないような関係の人からの申し出だと、気持ちの整理がつかず、どう対応すればいいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、相手のご厚意をそのまま拒否してしまうのも申し訳ないし、できればやさしく丁寧に、失礼のない形で断ったり返事をしたい…そんなふうに感じる人も多いと思います。
この記事では、そういった複雑な気持ちに寄り添いながら、相手との関係を大切にしつつ、自分のプライバシーもしっかり守るための丁寧な断り方やスマートな返信の仕方、場合によっては受け取るときの上手な返し方までご紹介していきます。
実際に使えるやわらかい言い回しや例文も一緒に解説していくので、「急に住所を聞かれて戸惑ってしまった…」という方も、落ち着いて対応できるようになりますよ。
お祝いを送るために住所を聞かれて教えたくない場合の返信方法は?
お祝いを送るために住所を教えてほしいと言われたけど、教えたくない場合もありますよね。
そこまで親しい間柄ではないからなのか、プライベートな関係まではいかない関係などということもあります。
だけど拒否するというのは相手も気分のいいものではないし、言葉を選ばないといけませんね。
もし今後も会うかもしれない関係性であるなら
「内祝いなどはいらないから、次会ったときに食事でもおごってほしいな」
みたいな風に言うといいかもしれません。
内祝い以外の方法でお礼をしてもらう形に持って行くということです。
「またみんなで集まった時に結婚式の写真見せてくれればいいよ」なんていうのでもいいんじゃないでしょうか。
どうしても内祝いを受け取る場合の自宅以外の受け取り方
すでに内祝いを買ってしまったという連絡がきてしまったら、もう受け取る以外はないけれど。
自宅の住所は教えたくない、さてどうしようとなるわけですが。
大丈夫です、方法はあります。
宅急便の営業所や郵便局留め、またはコンビニ受け取りにしてしまうのです。
仕事で家にいないから宅急便を受け取るのが大変で
「コンビニ配送にしてくれれば、仕事終わりに受け取りに行くので」
などの理由ができますね。
お祝いはいらないとお断りの返信するための例文を紹介!
お祝いはいらないというお断りの返信をするための例文を紹介します。
だけど、内祝いを半返しするマナーというのが定着しているから、お断りしても送りたいという人も多いです。
とても仲がいい人ならありがとうと言って受け入れてくれる場合もあるけど。
先輩後輩とか、上司と部下とかだとそのまま受け止めていいのか戸惑ったりもするし、悩むくらいなら送っておきたいと考えたりもします。
だから、断ってもどうしても送りたいと言われたら、受けとるのもまたマナーではないでしょうか。
内祝いは気持ちだけ頂きたいと思います。
今度会った時に結婚式のこととか新婚生活の話聞かせてね。
旦那様と末永くお幸せに・・・
またみんなで食事でも行った時にゆっくり話をきかせてね。
その分で夫婦でおいしいものを食べてください。
それが一番うれしいです。
お祝いは受け取ることも優しさ
私が友達に出産祝いを渡したとき、内祝いはいらないからねって伝えたことがあります。
それでも友達は内祝いを家に持ってきたけれど、出産祝いの場合は内祝いをしないのは縁起が悪いことだからと言われました。
これを言われたら受け取らないわけにはいきません。
内祝いの辞退というのもなかなか難しいものがあるんだなとその時は思いました。
お祝い事というのは、地域性もあって絶対に内祝いを送らないとだめというところもあるのではないかと。
もしお祝いを送った相手がそのような考えの場合は、受け取ってあげるのもやさしさだと思いますよ。
お祝いを送りたいからと住所を教えたら年賀状が!返事は返さないといけないの?
住所を教えたら、お祝いを送りたいって言ってくれた人から年賀状が届いた!…なんてこともあるんですよね。
そんな時、自分もその人に年賀状を出してたら問題ないんですけどね。
自分からは相手に年賀状を出していない場合、返事をするかって悩みます。
とりあえず、目上の人から年賀状が届いたのなら、自分も年賀状を返したほうが相手の機嫌を損ねることがなくて安心できそうです!
年始ならコンビニとかでも印刷済みの年賀状が売ってあるんで、サクっと出しちゃいましょう!
ちなみに、1月7日までに届きそうではない場合、年賀状は使わず寒中見舞いを出すように気を付けて。
仲の良い人からの年賀状にはどうやって返事をする?
あとは
- 仲良くしてもらっている人
- 今後とも関係を続けていきたい人
私なら、年賀状を他の人にも出しているなら年賀状を返して、年賀状を出していないのなら他の連絡手段で伝える、でしょうか?
例えば、年明けに直接会う機会があるのならその時に伝えたり、遠方ならSNSを使って伝えたりって感じです。
しかも「お祝い」をしてもらったということは、結婚とか出産をしたということですよね。
そして、結婚や出産の前後って何かと忙しいんです!
それでなくとも、年末年始は実家に帰省していることが多いから、年賀状が届いていることに気が付くのも遅くなることだってあります。
だから、「年賀状を送ってくれてありがとう」という気持ちと「忙しくて出せなかった」という理由を伝えれば、年賀状で返さなくても大丈夫だということです。
でも、あくまでもこれは私の考えだから、年賀状を送ってくれた人が年賀状が返ってこなくて不快になる可能性もありますよね。
とは言っても、
- 子供のお世話で年賀状を書く時間が取れなかった
- 夫の実家に手伝いに行っていたので、年賀状が出せなかった
そんな相手とは関係を切ってしまうのも1つの手ですよ!
SNSで年始の挨拶もあり?!
それに、ここ最近では毎年年賀状を出していない人もいるし、年賀状を出すのを止めた人も多いです。
こんなこと言っている私もその中の1人です。
それに、SNSの普及により、年始の挨拶もSNSで済ませちゃうという人も多いですもんね。
だから、わざわざ年賀状を返さなくてもいいかなって。
伝え方としては
「年賀状ありがとう!でも、ごめんね。うちは毎年年賀状作ってないんだ」
「年賀状ありがとう!私は今年からデジタルにしたからここで送るね!」
といった感じです。
ちなみに、日本郵便が「スマートねんが」というサービスをやっていたりするから、上手く活用してみてくださいね!
紹介ムービーがあったから、載せときますね!
こういったサービスも上手く活用して、上手にかわせるようにしてみてくださいね。
まとめ
「お祝いを贈りたいから住所を教えてほしい」と言われたときって、うれしい気持ちはあるけれど、ちょっと戸惑ってしまいますよね。
「気持ちはありがたいけど、住所を伝えるのは気が引けるな…」「どうやって断れば失礼にならないかな?」など、いろいろな不安や悩みが出てくるのは自然なことです。
でも、無理をして相手に合わせる必要はないんです。
大切なのは、自分の気持ちを大事にしながらも、相手のご厚意をできるだけやわらかく、丁寧に受け止めて返すこと。
今回ご紹介したフレーズや断り方、そして受け取るときの上手な返し方を参考にしてみてくださいね。
ちょっとした言葉の選び方ひとつで、相手との関係がより良く保てたり、変に気まずくならずにすむこともあります。
いざというときに備えて、今回の記事を思い出してもらえたら嬉しいです。
自分のプライバシーをしっかり守りながらも、相手の気持ちにきちんと応える。
そんなやさしくてスマートな対応ができるように、ぜひこの記事の内容を日常のやりとりの中で活かしてみてくださいね。