七夕の願い事を四字熟語で!願い別おすすめ32選と書き方とは?

七夕が近づいてくると、短冊に何を書こうか考えますよね。

「せっかくだから、ありきたりな願い事じゃなくて、四字熟語でビシッと決めたいな」って思っている方も多いんじゃないでしょうか。

でも、いざ書こうとすると

「四字熟語ってどんなのがあったっけ」
「自分の願いに合うのはどれ」
「意味を間違えて変なことを書いたら恥ずかしい」

と、なんだか手が止まってしまう。

そんな経験、ありませんか。

先に、いちばん知りたいところからお伝えしますね。

七夕の願い事を四字熟語で書くときは、自分の願いのジャンル(健康・仕事・学業・恋愛・家族・お金・夢や目標)から選ぶのがいちばんの近道です。

四字熟語は数えきれないほどありますが、「自分は何を願いたいのか」を先に決めてしまえば、候補はぐっと絞られて、ぴったりの一語が必ず見つかります。

「でも、四字熟語だけだと素っ気なく見えないかな」「読み方が難しかったらどうしよう」「短冊の色って決まりがあるの」と、気になることもいくつかありますよね。

大丈夫です。

焦らなくていいんです。

この記事では、願い別のおすすめ四字熟語はもちろん、意味を間違えやすい言葉の落とし穴、短冊の色の選び方、きれいに書くコツ、四字熟語にそっとひと言を添える方法まで、まるごとお伝えします。

読み終わるころには、「今年の短冊はこれにしよう」と、あなただけの一語がきっと決まっていますよ。

こうして書く前に調べているあなたは、人に見られても恥ずかしくない、素敵な短冊になるタイプです。

この記事でわかること

  • 願いのジャンル別に選べる、おすすめ四字熟語32選(意味と読み方つき)
  • 「夢」や「千金」が入っていても願い事に向かない、意味の落とし穴
  • 五色の短冊の色の選び方と、縦書きできれいに見せる書き方のコツ
  • 四字熟語にひと言を添えて、自分だけの願い事にする方法
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七夕の願い事を四字熟語にするなら願いのジャンルから選ぶのが近道

四字熟語で願い事を書こうとすると、つい「かっこいい言葉はないかな」と言葉のほうから探してしまいがちです。

でも、それだと候補が多すぎて、かえって迷子になってしまうんですね。

先に決めるべきなのは、言葉ではなく「自分が何を願いたいのか」のほう。

願いの方向さえはっきりすれば、選ぶべき四字熟語は自然と見えてきます。

まずは、その理由と考え方を整理しておきましょう。

たくさんある四字熟語もジャンルで絞れば一気に決めやすい

四字熟語は世の中に何百、何千とあります。

その全部を眺めて「どれにしよう」と選ぼうとすると、それはもう大変。

途中で疲れて、結局いつもの願い事に戻ってしまった、なんてことにもなりかねません。

そこでおすすめなのが、「健康」「仕事」「学業」「恋愛」「家族」「お金」「夢や目標」といった願いのジャンルで、先に絞り込んでしまう方法です。

たとえば「今年は健康を願いたい」と決まれば、候補は健康にまつわる言葉だけになりますよね。

十も二十もあった選択肢が、ぐっと数語まで減る。

そうなれば、あとはその中から「読みやすさ」や「響きの好み」で選ぶだけです。

このあとの章で、まさにこのジャンル別に四字熟語を紹介していきます。

なので今は、「自分はどのジャンルの願いを書きたいかな」と、ぼんやり思い浮かべておいてもらえれば大丈夫です(ひとつに絞れなくても平気。

複数の短冊に分けて書く、という楽しみ方もありますから)。

四字熟語だけでもひと言を添えても短冊はきちんと成り立つ

「四字熟語だけ書くのって、なんだか素っ気なく見えないかな」と心配する方は、けっこう多いんです。

気持ち、よく分かります。

たった四文字だと、ちょっと物足りない気がしてしまうんですよね。

でも安心してください。

四字熟語は、それ一語だけでも短冊の願い事としてきちんと成り立ちます。

むしろ四文字にぎゅっと願いが詰まっているぶん、ぱっと見て意味が伝わりやすく、見た目もすっきり。

笹に揺れる短冊に書かれた四字熟語は、それだけで様になります。

そのうえで、「もう少し自分の気持ちを足したいな」と思ったら、四字熟語のあとに短いひと言を添えるのもおすすめです。

たとえば「無病息災 家族みんなが元気に過ごせますように」というふうに。

この添え方は記事の後半でくわしくお伝えしますね。

つまり、四字熟語だけでもOK、ひと言を足してもOK。

どちらも正解なので、あなたの好みで選んで大丈夫です。

意味と読み方を先に確かめておくと人前でも安心して書ける

四字熟語を選ぶとき、いちばん大事なのが「意味と読み方を先に確かめておく」ことです。

これ、地味だけれどとても大切なんです。

というのも、四字熟語の中には、字面はかっこいいのに、本当の意味は願い事にふさわしくない言葉がまぎれているからです。

読み方が難しくて、人に「これ何て読むの」と聞かれて答えられない、という場面もあります。

会社の七夕イベントや、子どもの短冊、お店の笹飾り、SNSにあげる写真など、人に見られる短冊ほど、意味と読み方の確認はしておきたいところです。

この記事では、紹介する四字熟語にすべて読み方と意味をそえています。

だから、ひとつずつ辞書を引く手間はいりません。

意味の落とし穴になりやすい言葉も、あとの章でまとめてお伝えします。

そこまで読めば、「この意味で合っているかな」という不安はきれいに消えているはずですよ。

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ジャンル別に選ぶ七夕の願い事におすすめの四字熟語32選

ここからが、この記事のいちばん大事なところです。

願いのジャンルごとに、おすすめの四字熟語を意味と読み方つきで紹介していきます。

全部で32語。

多いように感じるかもしれませんが、自分の願いに合うジャンルだけ見れば、候補は数語にしぼられます。

気になる言葉に出会ったら、声に出して読んでみてくださいね。

響きがしっくりくる言葉が、きっとあなたの一語です。

健康や家族の無事を願うときにぴったりの四字熟語

「家族みんなが元気でいてほしい」「今年も無事に過ごせますように」。

そんな、毎日の幸せを願う気持ちにぴったりなのが、このジャンルです。

だれが読んでも意味が伝わりやすく、短冊の定番として安心して使えます。

  • 無病息災(むびょうそくさい):病気をせず、健康で穏やかに過ごせること。健康祈願の大定番です
  • 健康長寿(けんこうちょうじゅ):健康なまま長生きすること。祖父母やご両親への願いに
  • 心身健康(しんしんけんこう):心も体も健やかであること。読みやすく、子どもの短冊にもおすすめ
  • 安穏無事(あんのんぶじ):穏やかで、何ごともなく過ごせること
  • 家内安全(かないあんぜん):家族みんなが無事で安全に暮らせること
  • 一家団欒(いっかだんらん):家族が集まって、仲よく楽しく過ごすこと
  • 笑門来福(しょうもんらいふく):笑う門には福来たる。明るく前向きな願いにぴったり
迷ったら、まずは「無病息災」を選んでおけば間違いありません。

健康を願う言葉として広く知られていますし、読み方もよく見かけるので、人に聞かれても答えやすいですよ。

家族みんなのことを願いたいなら「家内安全」、明るい一年にしたいなら「笑門来福」というふうに、込めたい気持ちで選び分けるのもおすすめです。

どれもやさしい願いの言葉なので、保育園や学校の短冊にもよくなじみます。

我が家では毎年、子どもの分も含めて家族全員ぶんの短冊を書くのですが、ある年に祖母の短冊へ「健康長寿」と書いたところ、本人がとても喜んでくれて。

「長生きしてね、なんて面と向かっては言いにくいけど、短冊なら素直に書けるね」と母とも話しました。

四字熟語は、言葉にしづらい気持ちをそっと伝えてくれる感じがします。

仕事の成功やお店の繁盛を願うときにぴったりの四字熟語

「今年こそ仕事で結果を出したい」「お店にたくさんのお客さんに来てほしい」。

そんな前向きな願いには、力強い響きの四字熟語がよく合います。

会社の七夕イベントや、お店の笹飾りにもぴったりです。

  • 商売繁盛(しょうばいはんじょう):商売がうまくいき、繁盛すること。お店の短冊の王道です
  • 千客万来(せんきゃくばんらい):多くのお客さんがひっきりなしに来てくれること
  • 立身出世(りっしんしゅっせ):社会で高い地位を得て、成功すること
  • 大願成就(たいがんじょうじゅ):大きな願いがかなうこと。仕事にも夢にも使える万能の一語
  • 有言実行(ゆうげんじっこう):口に出したことを、必ずやり遂げること
お店の方なら「商売繁盛」や「千客万来」がおすすめ。

お客さんの目に触れても気持ちのいい言葉ですし、お店の願いがまっすぐ伝わります。

「今年こそやり遂げたい目標がある」という方は「有言実行」を短冊に書くと、自分への宣言にもなって、ちょっと背筋が伸びますよ(書いた手前、がんばらなきゃ、という気持ちになるのがいいところです)。

学業の上達や合格を願うときにぴったりの四字熟語

受験生やお子さん、習いごとをがんばっている方の短冊には、学びにまつわる四字熟語を。

勉強だけでなく、スポーツや習いごとの上達を願うときにも使える言葉がそろっています。

  • 文武両道(ぶんぶりょうどう):勉強も運動も、どちらもすぐれていること。学生に大人気です
  • 合格祈願(ごうかくきがん):合格を願うこと。受験生の短冊にまっすぐ届きます
  • 一意専心(いちいせんしん):一つのことに心を集中して取り組むこと
  • 切磋琢磨(せっさたくま):仲間とはげまし合い、競い合って向上すること
  • 日進月歩(にっしんげっぽ):日々、絶え間なく進歩していくこと
  • 百折不撓(ひゃくせつふとう):何度くじけても、志を曲げずにがんばること
部活も勉強もがんばりたいお子さんには、やっぱり「文武両道」が人気です。

受験生なら「合格祈願」が直球で分かりやすいですね。

「コツコツ続けたい」という気持ちを込めたいなら「日進月歩」もすてきです。

なお「切磋琢磨」は、本来は仲間と互いに高め合うという意味なので、一人でがんばるニュアンスにしたいときは「一意専心」のほうがしっくりくることもあります。

恋愛や良い縁を願うときにぴったりの四字熟語

「すてきな出会いがありますように」「あの人との関係が深まりますように」。

恋にまつわる願いも、四字熟語ならちょっと上品に、それでいて気持ちはしっかり込められます。

  • 恋愛成就(れんあいじょうじゅ):恋がかなうこと。恋の願いのいちばん分かりやすい一語
  • 良縁成就(りょうえんじょうじゅ):良いご縁に恵まれること。出会いを願う方に
  • 相思相愛(そうしそうあい):お互いに想い合い、愛し合っていること
  • 比翼連理(ひよくれんり):男女の仲がとても深く、固く結ばれていること
出会いがほしい方は「良縁成就」、すでに気になる人がいる方は「恋愛成就」がおすすめです。

「比翼連理」はあまり見かけない言葉なので、人と差をつけたいときにぴったり。

ただ読みが難しいので、短冊にはふりがなを振っておくと親切ですよ(「これ何て読むの」と聞かれて、ちょっと得意げに答えられる楽しさもあります)。

夢や目標の達成を願うときにぴったりの四字熟語

「今年こそ夢に近づきたい」「決めた目標を最後までやり抜きたい」。

そんな強い気持ちには、芯のある四字熟語がよく似合います。

自分への応援の言葉として、短冊に書いてみてください。

  • 初志貫徹(しょしかんてつ):最初に決めた志を、最後まで貫きとおすこと
  • 七転八起(しちてんはっき):何度倒れても、あきらめずに立ち上がること
  • 不撓不屈(ふとうふくつ):どんな困難にも、くじけず屈しないこと
  • 大器晩成(たいきばんせい):大人物は、完成するまでに時間がかかること。焦らずいきたい人へ
  • 一陽来復(いちようらいふく):悪い時期が終わり、良い方へ運が向いてくること
  • 一念発起(いちねんほっき):あることを成し遂げようと、決心すること
  • 心願成就(しんがんじょうじゅ):心からの願いがかなうこと
  • 質実剛健(しつじつごうけん):飾り気がなく、心も体もたくましいこと
  • 勇往邁進(ゆうおうまいしん):目標に向かって、おそれず突き進むこと
  • 不言実行(ふげんじっこう):あれこれ言わず、だまってやるべきことをやること
「今年こそやり切る」という決意を込めるなら「初志貫徹」や「有言実行」

うまくいかない時期が続いている方には、運の好転を願う「一陽来復」が、そっと寄り添ってくれます。

「焦らなくていい」と自分に言いたいときは「大器晩成」。

同じ「夢をかなえたい」でも、今の自分の気持ちに合う言葉を選ぶと、短冊を見るたびに勇気をもらえますよ。

なお、ここで挙げた言葉のうち「不撓不屈」「勇往邁進」などは画数が多めです。

短冊の幅にうまくおさまるか、書く前にいちど別の紙で試してみると安心です。

書きにくいと感じたら、同じ前向きさを持つ「七転八起」や「一念発起」に変えても、込めた気持ちはちゃんと伝わります。

言葉の見た目よりも、自分の気持ちにいちばん近い一語を選ぶこと。

それがあとから見返したときに、いちばんうれしい短冊になります。

私はある年、なかなか結果の出ない時期に「一陽来復」と書きました。

正直、書いた瞬間に何かが変わったわけではありません。

でも、ふと笹を見上げてその四文字が目に入るたびに、「そのうち春が来る」と思えて、不思議と気持ちが軽くなったんです。

願いがすぐ叶うかどうかより、自分を励ます言葉を一つ持っておくこと。

それだけで、毎日の見え方が少し変わる気がしました。

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四字熟語を選ぶときに気をつけたい意味の落とし穴

ここまでで、たくさんの四字熟語を見てきました。

気に入った言葉は見つかりましたか。

ただ、四字熟語選びには、ちょっとした落とし穴もあるんです。

せっかくの短冊で「しまった」とならないように、選ぶときに気をつけたいポイントを正直にお伝えしますね。

怖がらせたいわけではなく、安心して選んでもらうための話です。

夢や千金が入っていても願い事に向かない言葉がある

四字熟語の中には、字面はすてきなのに、本当の意味は願い事に向かない言葉があります。

これがいちばんの落とし穴です。

たとえば「夢」という字が入っていると、なんだかロマンチックで良さそうに見えますよね。

でも、「酔生夢死(すいせいむし)」は、何もせずぼんやりと一生を終えることを表す言葉。

「邯鄲之夢(かんたんのゆめ)」や「一場春夢(いちじょうのしゅんむ)」も、栄えても結局ははかない、という意味合いです。

これらを願い事に書いてしまうと、ちょっと残念なことになってしまいます。

「同床異夢(どうしょういむ)」も要注意。

同じ場所にいても考えはバラバラ、という意味なので、家族や仲間の願いにはふさわしくありません。

お金の願いでよく見かける「一攫千金(いっかくせんきん)」は、一度に大金を手にすること。

意味は悪くないのですが、ギャンブルのような響きを感じる人もいるので、人に見られる短冊では好みが分かれます。

書くなら、遊び心として、くらいの気持ちがちょうどいいかもしれませんね。

迷ったら、この記事で紹介した言葉から選べば安心です。

似た意味の言葉はニュアンスの違いで選び分ける

似たような意味の四字熟語でも、よく見るとニュアンスが少しずつ違います。

ここを知っておくと、より自分の気持ちにぴったりの一語が選べます。

たとえば健康を願う言葉でも、「無病息災」は日々を元気に過ごすこと、「健康長寿」は元気なまま長生きすること、という違いがあります。

お子さんの健康なら「無病息災」、おじいちゃんおばあちゃんへなら「健康長寿」、というふうに選び分けると、ぐっと気持ちがこもりますよね。

努力をあらわす言葉も同じです。

「切磋琢磨」は仲間と高め合うイメージ、「一意専心」は一人で集中するイメージ。

「七転八起」は失敗してもまた立ち上がる粘り強さ、「初志貫徹」は最初の気持ちを貫く一途さ。

どれも前向きですが、込めたい気持ちで選ぶ言葉は変わってきます。

「自分はどんなふうにがんばりたいかな」と考えながら選ぶと、しっくりくる一語に出会えますよ。

難しい読みや画数の多い言葉はふりがなと余白で工夫する

四字熟語の中には、読み方が難しかったり、画数が多くて書くのが大変だったりする言葉もあります。

これも、短冊づくりでつまずきやすいポイントです。

たとえば「邁進」や「比翼」「撓」といった字は、ふだんあまり書きませんよね。

短冊は細長くてスペースが限られているので、画数の多い字をぎゅうぎゅうに書くと、墨やインクがにじんで読みにくくなってしまいます。

そんなときは、四字熟語の横に小さくふりがなを振っておくと親切。

読む人が「これ何て読むの」と困らずにすみます。

もし「書くのが難しそう」と感じたら、無理せず読みやすい言葉に変えるのも一つの手です。

たとえば「勇往邁進」を「有言実行」に、「比翼連理」を「相思相愛」に。

意味の近い、もっと書きやすい言葉はたいてい見つかります。

きれいに書けて、ちゃんと読んでもらえる。

それがいちばんなので、背伸びしすぎないのがコツです(うまく書けたほうが、毎年の楽しみも続きますしね)。

短冊の色と書き方でもう一歩ていねいに仕上げる

書きたい言葉が決まったら、あとは短冊そのものを仕上げていきましょう。

実は、短冊の色や書き方をちょっと意識するだけで、ぐっと見栄えがよくなります。

「そこまで気にしなくても」と思うかもしれませんが、知っておくと毎年の七夕がもっと楽しくなりますよ。

五色の短冊には願いの種類に合った色の選び方がある

七夕の歌に「五色の短冊」と出てくるように、短冊にはもともと五つの色があります。

青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の五色で、これは古代中国の陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)という考え方に由来しているといわれています。

それぞれの色に意味があるとされていて、願いの種類に合わせて色を選ぶと、より気持ちがこもります。

一般的には、こんなふうに対応づけられることが多いようです。

こんな願いに合うとされる
青・緑 人としての成長、人間力を高めたい願い
家族やご先祖への感謝の気持ち
人を大切にする、よい人間関係の願い
決まりを守る、規則正しくありたい願い
黒・紫 学業の向上、勉強に関する願い

ただし、この対応づけは諸説あって、紹介する場所によって少しずつ説明が違うこともあります。

なので「絶対にこの色じゃなきゃダメ」というわけではありません。

意味に合わせて選ぶのも素敵ですし、単純に好きな色を選んでも、もちろん大丈夫。

あまり難しく考えず、楽しんで選んでくださいね。

たとえば、勉強をがんばりたいお子さんの短冊なら黒や紫の色を、家族の健康を願うなら赤や黄を、というふうに色と願いをそろえると、ちょっとした豆知識として家族との会話も弾みます。

「この色はね、勉強の願いにいいんだって」と話しながら選べば、短冊づくりそのものが楽しい時間になりますよ(色の由来を知っていると、ちょっとだけ物知りな気分になれます)。

縦書きでバランスよく見せる短冊の書き方のコツ

短冊は縦長なので、四字熟語は縦書きで書くのが基本です。

四つの文字を、上から下へ均等に並べると、すっきり整って見えます。

きれいに見せるコツは、書き始める前に、文字の大きさと位置をざっくり決めておくこと。

いきなり書き始めると、最後の字が下にはみ出したり、逆に上に寄りすぎたりしがちです。

短冊を四つに区切るイメージで、一文字ずつのスペースを意識すると、バランスがとりやすくなります。

鉛筆でうすく下書きをしてから、上から筆ペンやペンでなぞるのも安心ですね。

文字の太さは、細いペンよりも、少し太めの筆ペンやサインペンのほうが見栄えがします。

墨の黒は、笹の緑や短冊の色によく映えるので、特別な理由がなければ黒で書くのがおすすめです。

失敗しても大丈夫。

短冊は何枚でも書き直せますから、気軽にいきましょう(最初の一枚は練習、くらいの気持ちがちょうどいいです)。

子ども向けと大人向けで言葉ややさしさを少し変える

同じ四字熟語でも、書く人が子どもか大人かで、選ぶ言葉を少し変えてあげると親切です。

小さなお子さんの短冊なら、読みやすくて意味が分かりやすい「心身健康」「文武両道」「一生懸命」のような言葉がおすすめ。

むずかしい字にはふりがなを振ってあげると、お子さん自身も読めて、書く意欲がわきます。

親子で「これはどういう意味だと思う」と話しながら選ぶと、それだけで楽しい時間になりますよね。

大人の短冊なら、少しひねった言葉を選んでも素敵です。

「一陽来復」や「勇往邁進」のような、あまり見かけない言葉は、知的でセンスのある印象に。

会社の七夕イベントなら「商売繁盛」「千客万来」、個人的な目標なら「初志貫徹」というふうに、場面に合わせて選ぶのもいいですね。

誰に向けた、どんな願いの短冊なのか。

そこを少し意識するだけで、ぐっと心のこもった一枚になりますよ。

四字熟語にひと言を添えて自分だけの願い事にする

四字熟語は一語だけでも立派な願い事になりますが、「もっと自分らしさを出したい」という方のために、最後にひと工夫をお伝えします。

ちょっとした足し算で、短冊が「自分だけの一枚」に変わりますよ。

四字熟語のあとに短いひと言を足すと願いが伝わりやすい

四字熟語のあとに、ふだんの言葉でひと言を添える。

これだけで、願いがぐっと具体的に、そして伝わりやすくなります。

たとえば、こんなふうに書いてみてください。

  • 無病息災 家族みんなが元気に過ごせますように
  • 文武両道 勉強も部活もあきらめずにがんばる
  • 商売繁盛 たくさんのお客さまに笑顔になってもらえますように
  • 初志貫徹 今年こそ、最後までやりきる
四字熟語が「願いの見出し」、ひと言が「中身」のような関係です。

四字熟語でビシッと締めつつ、自分の言葉で気持ちを足す。

このバランスが、見た目にも気持ちにもちょうどいいんです。

ひと言は長くしすぎず、ひと呼吸で読めるくらいがおすすめですよ。

会社やお店やSNSなど見られる場面に合わせて整える

短冊を書く場面によって、ちょうどいい言葉の選び方は少し変わります。

会社の七夕イベントなら、あまり個人的すぎず、前向きで明るい言葉が無難です。

「大願成就」「有言実行」のような、誰が読んでも気持ちのいい言葉がいいですね。

お店の笹飾りなら、お客さんの目に触れるので「商売繁盛」「千客万来」のように、お店の願いがまっすぐ伝わるもの。

SNSにあげるなら、ふりがなをそえて意味も一緒に書いておくと、見た人が「すてき」と思いやすいです。

逆に、自分や家族だけで楽しむ短冊なら、もっと自由でかまいません。

ちょっとふざけた願いや、その年だけの目標を書いても、それはそれで味のある一枚になります。

「誰が見るか」を少しだけ想像して選ぶ。

それだけで、場にふさわしい、気の利いた短冊になりますよ。

毎年同じにならないように願いの変化を言葉に残す

七夕は毎年めぐってきます。

せっかくなら、その年その年の自分の気持ちを、短冊に残してみませんか。

去年は「健康長寿」を願ったけれど、今年は新しいことに挑戦したいから「一念発起」にしよう。

そんなふうに、願いの四字熟語を毎年すこしずつ変えていくと、それが自分の歩みの記録になります。

あとから見返したとき、「あの年はこんなことを願っていたなあ」と、ちょっと胸が温かくなるはずです。

短冊を写真に撮って残しておくのもおすすめです。

一年ごとの願いが並ぶと、自分がどんなふうに変わってきたかが見えてきます。

四字熟語は短いからこそ、その年の気持ちをきゅっと閉じ込めてくれる。

毎年の七夕が、ただの行事ではなく、自分と向き合うちいさな節目になっていきますよ(来年の自分が、どんな言葉を選ぶのか。

それも楽しみのひとつです)。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 七夕の願い事を四字熟語にするなら、まず自分の願いのジャンルから選ぶのが近道
  • たくさんある四字熟語も、健康・仕事・学業・恋愛・家族・お金・夢などで絞ると決めやすい
  • 四字熟語は一語だけでも、ひと言を添えても、どちらでも短冊として成り立つ
  • 選ぶ前に、意味と読み方を確かめておくと人前でも安心して書ける
  • 健康なら無病息災、仕事なら商売繁盛、学業なら文武両道など、定番から選べば失敗しない
  • 「夢」や「千金」が入っていても、酔生夢死や一攫千金など願い事に向かない言葉もある
  • 似た意味の言葉は、込めたい気持ちのニュアンスで選び分けると、ぴったりの一語になる
  • 読みや画数が難しい言葉は、ふりがなを振るか、書きやすい言葉に変えると見栄えがよい
  • 短冊の五色には願いに合った色があるとされるが、好きな色を選んでも問題ない
  • 四字熟語にひと言を添えたり、毎年変えたりすると、自分だけの願い事になる
七夕の短冊に四字熟語を書くのは、むずかしそうに見えて、実は「自分の願いはどれかな」と決めるところからはじめれば、ちっとも難しくありません。

たった四文字に、その年の気持ちをぎゅっと込められる。

それが四字熟語の素敵なところです。

意味も読み方も分かったいま、あなたの手元には、もう迷う理由がなくなっているはずです。

今年はどんな願いを書きましょうか。

気になった一語があったなら、まずは短冊に、すっと書いてみてください。

笹に揺れるその四文字が、あなたの一年をそっと後押ししてくれたら、きっとすてきですよね。