ちょっと前(どれくらいちょっとなのか?と言う疑問は置いておいて頂いて。笑)、社会人になって2年目、一人暮らしを始めた時のこと。
食事はもっぱらお惣菜を買ってきたり、たまに外食だったり。
でも、やっぱりそんな生活だとカロリー取りすぎちゃうんですよね。お金の結構高づいてしまうし。
で、思い切って自炊を始めることに。
自炊と言えば、やっぱり必要なのが「炊飯器」です。
家電量販店に行って見てみるも、価格帯もピンキリで、意味わからない用語でいろいろ書いてるけど
「HIってなに?土鍋釜とかなんだか、美味しそうなご飯が炊けそうだけど高いし!」
と、選びきれずにとりあえず退散・・・
帰ってから、パソコンで色々と調べまくって、結局はそのままネットで購入。
調べた甲斐もあって、初めて自炊したときのご飯、とってもおいしかったのを今でもちゃんと覚えてます。
そんな風に、節約&健康&女子力アップ(!?)の為に自炊を始めようと思っている方に、一人暮らしの炊飯器選びのポイントをお伝えしていきますね。
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一人暮らしでの炊飯器の選び方のポイント
私みたいに機械に詳しくないと、一人暮らしを始めていざ自炊をしようと思っても、どんな炊飯器を選んだらいいか全くわかりませんよね。
いろいろと商品のアピールを書いてるけど、どれも良さそうに見えてどれが今の自分に合ってるのか、選びきれません。
そこで、いろいろと複雑なことは考えずに、私なりの「一人暮らしで自炊をするときの、炊飯器の選び方のポイント」を紹介します。
まず、私が炊飯器を買うときに考えたポイントは
- コスパが良いこと(そんなに高いものは買えないので)
- 電気代が安く済むこと
- やっぱり美味しいごはんが炊けること
最近はお米離れと言われてるけど、やっぱり私は「米派」です!
どうせ自炊するなら、美味しいご飯を食べたいですもんね。
でも、やっぱり家計のことを考えるとあんまり高いものも買えないし、月々の電気代も気になります。
なので、私はこの3点を満たしてくれる炊飯器を条件にしました。
一人暮らしにぴったりの炊飯器のコスパ
まず、炊飯器の値段に大きく影響するものには
- 加熱方式
- 内釜の種類
- 大きさ
- 保温機能
それぞれについて、詳しく見ていきましょう!
炊飯器のコスパのポイント①加熱方式
家電量販店に売っている、炊飯器の加熱方式には大きく分けて
「マイコン式」
「IH式」
の2つがあります。
この加熱方式によって、炊飯器の価格が全然違ってきます。
マイコン式とIH式については、後ほどお話しますね。
炊飯器のコスパのポイント②内釜の種類
内釜の種類は、「内釜の構造」「内釜の材料」がポイントになります。
内釜の構造には
- 厚釜
- 多層釜
- 真空釜
厚釜とは、読んで字のごとく「釜を厚くする」ことで、熱をしっかりと蓄えて包み込むように炊き上げるように作られています。
ただし、厚釜の定義は特にないので、「この釜は厚釜です」といえば厚釜みたいです(笑)
とはいえ、だいたい2.3mm以上の厚みがあるくらいから「厚釜」と呼んでいるようですね。
多層釜とは、釜の構造を何層にもして作られたもので、7層だったり9層だったりと、層の厚さはものによって様々です。
金、銅、ダイヤモンドなんかの熱伝導率が高い素材を、層の中や外側に使って、強い火力を釜全体に伝えやすくしています。
真空釜とは、釜に層を持たせて、その中に真空の層がある釜のことです。
魔法ビンと同じ構造で、熱を逃がしにくくにっていて、熱効率が高く美味しいご飯が炊けます。
他の内釜と比べて、とっても軽いのも特徴の1つです。
構造以外には、内釜の素材があります。
最近使われている素材は以下ののもがあります。
内釜の素材①炭素釜
炭素の塊から内釜を削り出すという、なんとも手間のかかった内釜です。
その分、お値段も高くなってきます。
炭素っていう素材は、発熱効率は高くて熱伝導率は低いから、土鍋に似た特性をもっています。
欠点としては、炭素なので強度が強くありません。
ちょっとした拍子に落としたりすると簡単に割れてしまいます。
内釜の素材②鉄釜
鉄釜の特徴は、発熱効率の高さです。
欠点としては、鉄なので重たいということですね。
内釜の素材③土鍋釜
土鍋には、温まりにくく冷めにくい特徴があります。
IH方式では、土鍋は発熱しないから、銀でコートして発熱するようにしています。
冷めにくいからか、ちょっと固めのご飯が炊けて、ご飯のだいご味「おこげ」ができちゃいます。
お値段はお高めです。
炊飯器のコスパのポイント③大きさ
炊飯器には「○合炊き」といった、1回に何合まで炊けるのかといった大きさがあります。
当然、大きければ大きい程、値段も高くなります。
一人暮らしの場合、5合も6合も1度に炊くこともないので(大食らいの彼氏ができればわかりませんが^^;)、3合炊きで十分です。
例えば、2合のお米を炊くにしても、3合炊きの炊飯器と5合炊きのでは、消費電力が全然違います。
それに、少量のご飯を炊く場合は、5合釜で炊くよりも、小さな3合釜で炊いた方が、全然おいしく炊くことができますよ。
炊飯器のコスパのポイント④保温機能
炊飯器によってのお値段の違いで大きく影響するのが、この「保温機能」です。
最近の炊飯器は、炊きたてのご飯のおいしさを、より長時間保たせる保温能力に力を入れています。
- 長い時間保温しておいても臭くなったり
- 味が落ちたりせず美味しいご飯のまま食べることができる
- 保温能力の違い
一人暮らしは、大量に炊くこともすくないので、朝炊いて余ったご飯は、すぐに冷凍。
食べるときにレンジでチンして食べれば、こんな高級機能は必要ないです。
それに日中の間ずっと保温しておくよりも、レンジでチンの方が全然電気代も安いので、電気代も節約できますよ。
炊飯器のIHとマイコンは何が違うの?
では、炊飯器の加熱方式「マイコン式」と「IH式」は何がちがうんでしょうね?
マイコン式炊飯器とは
この方式の炊飯器は、炊飯器の底の部分に取り付けられている電熱ヒーターで内釜を加熱して、お米を炊いていくものです。
電気コンロの上に金属製の釜を置いて、ご飯を炊いているようなイメージです。
内釜の底部のみを加熱するので、3合以上のお米を炊くような場合には、炊きムラができやすくなってしまいます。
構造がシンプルなのでお手入れがしやすく、お値段もIH式に比べて全然安いので、一人暮らしの見方です。
しかし、最近の主流はIH式になっているので、マイコン式の方が選べる種類が少ないです。
人気の「マイコン式炊飯器」を見てみる
実は、マイコン式よりも以前の炊飯器っていうのは、炊飯器の内釜が特定の温度になると、電熱ヒーターの電源が切られるという単純な制御でご飯を炊くようになっていました。
でも、そんな単純な方式だとちゃんとした温度の調節ができずに、炊きムラができやすかったんですね。
そこで、この欠点を解消するために考えられたのが「マイコン式」です。
コンピューターが温度と炊飯時間を制御することで、炊きムラができにくくして、炊きあがったご飯の保温もdきるようになったんですね。
IH式炊飯器
この方式の炊飯器は、内釜に磁力線を当てて内釜を直接加熱して、お米を炊いていくものです。
内釜の底部だけではなく、側面やふた(上部)も加熱させることによって熱効率が良く、火力も高いです。
なので3合以上のお米を炊いた場合でも、炊きムラができにくく、おいしいご飯を炊くことができます。
それに、IH式だと発熱量の調節が簡単にできるので、温度管理がしやすいといった利点もあります。
なので、玄米や麦、雑穀とかの炊飯や、最近ではパンやケーキ、シチューまで作れてしまう炊飯器もあります。
人気の「IH式炊飯器」を見てみる
マイコン式よりも機能的に優れたIH式ですが、欠点としては
- マイコン式よりも消費電力がかかってしまう
- マイコン式に比べて、水加減の町営が難しい(水加減によっておいしさが全然変わってくる)
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一人暮らしの炊飯器はマイコンがおすすめ
今の炊飯器には、以前では想像もつかないような機能があったり、内釜の造りや素材もさまざまです。
その中でも、炊飯器を選ぶとき「マイコン式」と「IH式」のどっちにするか、迷うところだと思います。
今はIH式が主流になっていて、マイコン式はなんだか昔の炊飯器で、安いけどいまいち、おいしいご飯が炊けないってイメージがありませんか?
しかし、私は一人暮らしで自炊を始めようと思うなら、マイコン式の炊飯器をおすすめします。
まず、なんといっても「お値段が安い」です。
メーカーや発売時期にもよりますが、一人暮らしで必要十分な大きさの3合炊きだと、1万円そこらで結構いいものが買えてしまいます。
最近のIH式の値段のお高い炊飯器は、保温機能が昔の物に比べて、抜群にいいです。1日保温していても、全然おいしく食べれるくらいです。
でも、一人暮らしだと、そんなにたくさん炊くこともないですし。
それに余ったごはんはすぐにラップで包んで冷凍しておいて、食べるときにレンジでチンすれば、美味しく食べることができますからね。
次に、炊きあがり。
前にも書きましたが、3合までくらいのご飯なら、マイコン式でも炊きムラができにくくって、おいしいごはんを炊くことができます。
以前、テレビで見ましたが、お米マイスターって人が3合くらいのご飯はら、IHとマイコンのどっちで炊いたかわからなかったくらいですからね。
そして電気代も、マイコン式の炊飯器の方がIH式に比べて安いです。
毎日使うものなので、少しの違いでも1か月、1年と考えたら「チリ積も」でバカになりませんよ!
一人暮らしに最適な炊飯器の選び方のまとめ
一人暮らしを初めて、せっかく自炊をしようと思い立ったのなら、どうせなら「おいしいごはん」、ほしいですよね。
確かにお高い炊飯器なら、おいしいご飯が炊けるのでしょう。
でも、一人暮らしだと、1回でそんなにたくさんのご飯を炊いたりする必要もありませんよね。
そんなに大きくなくても、そんなに高性能でなくても、多機能じゃなくても、「おいしいごはん」はちゃんと炊けます。
あなたに合った炊飯器選びの、参考にしていただければ幸いです。