おくるみは何ヶ月まで使える?使い終わったら捨てるしかないの?

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新生児期から使えるおくるみは赤ちゃんを包むことで安心感を与え、ぐっすり寝てくれる便利グッズです。

赤ちゃんの睡眠を助けてくれるおくるみですが、生後3~4ヶ月ごろを目安に卒業していくことが多いです。

理由としては4ヶ月ごろから寝返りが始まり、4~6ヶ月ごろにかけてモロー反射がなくなるためと言われています。

※モロー反射とは原始反射の一つで、赤ちゃんが急にびくっと動き両手をあげ抱きつく動作のことです。
寝ている赤ちゃん自身も驚いて目が覚めてしまうことがあり、おくるみで包むことでモロー反射を抑制してくれます。

でも、赤ちゃんの成長速度には個人差があるので、生後3~4ヶ月というのは目安程度で良いと思います。

大事なのは、その子の成長スピードに合わせておくるみをやめていくことです。

おくるみをやめるタイミングとして

  • 寝返りをしそうになっている
  • 動きが活発になってきた
  • いつも手足をバタバタしている
などのしぐさが見られるようになったら、おくるみ卒業を考えていきましょう。

でも、急におくるみをやめてしまうのはオススメできません。

急にやめることで夜泣きが増えたり、寝つきが悪くなったりするので徐々にやめていく練習をしていきましょう。

おくるみが卒業できないのはなぜ?チェックしたい3つのこと

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“おくるみを卒業したいけどうまくできない”そんなときは以下の3つをチェックしてみてください。

1.急におくるみをやめてしまっている
2.部屋の温度が一定じゃない
3.おくるみ卒業の時期が早い

この3点に注意をしたらうまくいくかもしれませんよ。

では順番に説明しますね。

おくるみが卒業できない原因①急におくるみをやめてしまっている

おくるみを卒業しようと思ってやりがちなのは、急におくるみをやめてしまうことです。

今までおくるみに包まれて安心感があったのに、おくるみが急になくなると赤ちゃんは不安になってしまいます。

不安感があるとぐっすり眠れません。

大人も不安感があると眠れなくなったり、寝付きが悪くなったりするのと一緒です。

おくるみを卒業しようと思ったらいきなりやめるのではなく、徐々におくるみを外していきましょう。

おくるみが卒業できない原因②部屋の温度が一定じゃない

赤ちゃんが過ごしている部屋の温度が暑すぎたり寒すぎたりしていませんか?

体温の調整がうまくできない赤ちゃんにとって部屋の温度管理は重要です。

冬場であれば多少寒くてもおくるみに包まれているので、体温調節をしやすいのですが。

でも、おくるみをやめることで体温調節がうまくいかず、不快を感じてしまうことがあります。

おくるみをやめるときは、できるだけ部屋の温度を一定に保ちましょう。

夏は26~28℃、冬は18~20℃程度の室温を目安にしてみてください。

大人が不快に感じない室温なら赤ちゃんも快適に過ごせますよ。

おくるみが卒業できない原因③おくるみ卒業の時期が早い

おくるみを卒業する目安は3~4カ月と言われていますが、あくまでも目安です。

その子の成長に合わせてあげましょう。

おくるみの卒業の目安としては

  • 寝返りをしそうになっている
  • 動きが活発になってきた
  • いつも手足をバタバタしている
こんなしぐさが出るようになったら、おくるみ卒業にむけて準備をしていきましょう。

3~4カ月たってもモロー反射がまだ出ている、寝返りをしそうにないのであれば無理におくるみをやめる必要はありません。

大事なのはその子の成長に合わせて卒業の準備をしてあげることですよ。


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おくるみをスムーズに卒業する方法!失敗しないためのポイントは?

では実際におくるみを卒業していく方法について説明していきますね。

おくるみを卒業するときは急にやめるのではなく、徐々に慣らしていくことが必要です。

慣らし方として以下の方法があります。

  • おくるみの生地を薄くする
  • おくるみを緩める
  • 半ぐるみにして手を出す
  • スリーパーを試してみる
この中のどれかを試してみても良いですし、全部試すのもありです。

ちなみに我が家は、おくるみの生地を変えるところからスタートしてスリーパーまで全部試しましたよ。

結果的におくるみは卒業できましたが、まずは赤ちゃんの様子を見ながら赤ちゃんに合った方法を見つけてください。

おくるみをスムーズに卒業する方法①おくるみの生地を変える

おくるみを何枚か持っている場合は、おくるみの生地を変えてみてはどうでしょうか。

厚い生地から薄い生地に変えるだけで巻き方は変えません。

我が家はバスタオルをおくるみとして使っていましたが、ガーゼ生地のおくるみに変えて様子を見ました。

特に嫌がることもなかったのですが、生地が薄くなったので寒くならないように部屋の温度管理に気をつけました。

おくるみをスムーズに卒業する方法②おくるみを緩める

おくるみの巻き方は変えずに、しっかり包まずにゆるく巻きます。

徐々に緩めていくことで包まれ感をなくし、眠れるように慣らしていきます。

デメリットは、動きが活発だとすぐにおくるみがよれて巻き直さないといけなくなってしまうことです。

まずは日中から試して、慣れたら夜も試してみましょう。

おくるみをスムーズに卒業する方法③半ぐるみにしてみる

半ぐるみは腕を出してお腹だけ巻く巻き方です。

腕は自由に動くけど包まれている感覚があって、手足をバタバタさせても問題なく過ごせます。

こちらの動画はおくるみの巻き方と半ぐるみの巻き方について解説してくれているので参考にしてはどうでしょうか。

半ぐるみまでできたらおくるみ卒業まであと少しです。

おくるみをスムーズに卒業する方法④スリーパーを試してみる

いろいろ試してもうまくいかない。そんなときはスリーパーを試してみてはどうでしょうか。

別名「着る布団」です。

スリーパーはほどよく包まれた感がありますし、手足が自由に動くので寝返りがしやすく嫌がることが少ないです。

睡眠中に布団からはみ出てしまっても寝冷え防止になりますよ。

やり方としては、日中スリーパーに変えて赤ちゃんの様子を見ていきましょう。

問題なければ夜も使ってみてください。

我が家の娘は半ぐるみまで試してすぐにスリーパーを着せました。

ほぼおくるみ卒業の状態だったのですが、4ヶ月ごろはよく動いて布団からはみ出すことが多くなっていました。

寝冷えの心配もありスリーパーを着せたのですが、あっという間におくるみを卒業しましたよ。

おくるみを卒業してもスリーパーは使えるので、寝相が悪くて困ることがあれば試しに使ってみることをオススメします。

ちなみに2歳になった今でもスリーパーを着ることがありますよ。

おくるみを卒業できないときはスリーパーを試してみてください。

「人気のスリーパー」を見てみる

おくるみを使い終わったらどうする?おすすめの利用法を紹介!

無事におくるみ卒業を迎えたらもうおくるみは使わないの?そんな疑問が出てきます。

結論として、利用方法はたくさんあります。

  • 授乳ケープにする
  • タオルとして使う
  • チャイルドシートやベビーカーのひざ掛けにする
  • 寝るときのブランケットにする
  • おむつを交換するときに下に敷く
  • 枕に使う
  • クッションカバーにリメイク
こんなにも使えます。

アイディア次第でいろんな使い方ができそうです。

我が家はガーゼ生地のおくるみを使っていたので、夏場のブランケットにしたり、頭の下に入れて枕にしたりしていました。

夏場は汗をよくかくので洗いやすいガーゼ生地のおくるみは重宝しました。

2歳になった今でもひざ掛けにしたり、お昼寝のブランケットにしたりしています。

おくるみを卒業しても使い道はたくさんあるので、複数持っていても困ることはありませんよ。

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おくるみが使えるのは何ヶ月まで?のまとめ

おくるみは赤ちゃんにとって安心感を与えぐっすり眠れる便利グッズですが、赤ちゃんの成長に合わせておくるみは卒業していきましょう。

おくるみをやめるタイミングは

  • 寝返りをしそうになっている
  • 動きが活発になってきた
  • いつも手足をバタバタしている
こんなしぐさが出るようになったら、おくるみ卒業にむけて準備を始めましょう。

いきなりやめるのは赤ちゃんにとってストレスになるので徐々に慣らすことが大事ですよ。

慣らし方としては

  • おくるみの生地を変える
  • おくるみを緩める
  • 半ぐるみにしてみる
  • スリーパーを試してみる
などです。

いろいろ試してみて徐々におくるみを外していきましょう。

また、おくるみはいろんな使い方があるので、おくるみ卒業後は自分なりにアレンジして使ってみてくださいね。

いつかはおくるみを卒業できます。

あせらず取り組んでいきましょう。